自らの色

せっかく栽培から手がけているので、だからこそ得られる糸や布ができないかと
折に触れ考えている。これは実綿(まだ中に種を含んだ綿)を丸ごと染めてみたもの。
染めるといっても、いつものように他の草木から染液を取って染めるのではなくて、ふわふわの綿の中に含まれている種そのものの持っている色素だけの色です。要するに実綿を水に入れて煮て、媒染したわけです。いわば綿の自前の色。
写真ではわかりにくいかもしれないけれど、右半分の色が少し薄いのは、その部分を半年以上陽に当てていたから。媒染によってはあまり褪色していないものもある。ピンク系の色はあまり使うことはないものの、この色悪くないなと眺めている。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ツチヤ      2015.8.18


だんだんと。

つちや織物所にも、暑い夏がやってきました!
青竹がぐんぐん伸び、教室のある2階まで顔を覗かせています。

紡ぎ始めてから、だいぶ変化があらわれてきました。バラバラの太さの糸から、細い糸になり始め、切れる回数も減っています。(あくまでも)パッと見ると綺麗なので、自分でもニヤッとしてしまいます。

ですが……なんと……糸の太さを自分で調整できるとのこと!綿と紡ぎ車に任せ、太さは自然に紡がれると思っていた私には衝撃的な事実‼︎
教室では、できる方がいるので、羨望の眼差しでマジマジと見ています。
そして、意識をしながら紡いでみましたが、残念ながらままなりませんでした。
その感覚を手に入れるのは、まだ先になりそうなので、今は安定した糸を目指そうと思います。

西川   2015年8月4日

image2

image1


開花

台風と共に梅雨も過ぎ去ったようで、すっかり夏の空となりました。

綿の畑は、台風対策に支柱にしっかりと固定していたので、
無事にやり過ごすことができたようです。

7月に入り気温の高くなるにつれ、ぐんぐん成長して花をつけている株も
ちらほらと出てきました。

綿はアオイ科に属するので、同じ科のフヨウやムクゲ、またはオクラの花に
よく似ています。
1日花なのですが、朝に花開いた時にはうっすらと黄味を帯びている花も、
夕方にはピンクに染まっている、といった感じの変化を見せてくれます。
写真は赤綿の花の様子で、花弁から雄しべ雌しべまで白く、涼しげな印象です。

開花より40〜50日程で実がはじけ白い綿が顔を覗かせます。
これからの時期は株の根元の方から次々に花開く様子が楽しめそうです。

赤綿の花
                           細川 2015年7月22日


7月はじめの綿畑

虫の被害に遭い、種まきをし直すということがありましたが、その後は徐々に被害も収まり
今では240株すべてが揃ってひと安心しています。種まき時期の違いから大きさも様々ですが、
順調に葉を広げています。これからしばらくは雑草取りに励みます。

土屋        2015年7月7日

OLYMPUS DIGITAL CAMERA


初心者からの手紡ぎ

6月から、つちや織物所のスタッフになりました西川です。
どうぞよろしくお願いします。

梅雨空でスッキリしないお天気が続きますが、つちや織物所の庭では、睡蓮の花が凛と咲いています。

さて、手紡ぎも初心者の私です。
まだまだ、糸が細かったり…太かったり…ときには切れたりします。
でも、くるくると回していると、ふと…車を回すリズム、綿を引く手のタイミングが合い、糸はスルスルと紡ぎだされます。
ふわふわの綿から糸になる工程は、なんとも心地よく、満たされていく時間です。

教室のみなさんの糸を見せてもらうと、整っていて美しい!とため息がでるばかり。
まだまだ不恰好な糸ですが、追いつけるよう、紡いでいきたいと思います。

image1

image2
           紡いだ糸で、タオルを織っている方たちも。

西川


奈良の綿を紡ぐ

手紡ぎの会では、昨年畑で収穫した綿をみんなで紡ぎはじめました。

3日教室で初めて糸車にふれ、綿を紡ぎはじめてから長い人でおよそ1年。
糸の太さや撚りの具合、各々に自分のペースを掴み安定した糸を紡げるまでに上達しました。

収穫からはじまり、きれいに掃除して綿繰り(種をとる)など、
紡ぐまでの道のりを自分たちの手で行ってきた綿です。
糸車に向かう姿勢には緊張感が漂っていましたが、
紡いだ糸を綛(かせ)にして、手のひらにその感触を味わうと
ただただうれしく、しばらく握りしめたり眺めたりしていました。

これから先の道のりもまだまだ遠くありますが、
ひとまずここまでたどり着けたことに感謝したいと思います。

写真の糸はそうしてみんなが紡いだもので、
それぞれに違う表情、質感でおもしろいです。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

はじめての方はまず3日教室へお越しください。
 
<3日教室>
  日時:奇数月の第1、2、3水曜日(3日間で一講座となります)
     7月の開催日  1日、8日、15日
     9月の開催日  2日、9日、16日
     11月の開催日 4日、11日、18日
     時間はいずれも13:30〜16:30
  場所:奈良木綿手紡ぎの会 教室 
     住所 奈良市山陵町652−6
  費用:12,000円(講習、道具使用料、綿代込み)
  定員:6名

電話、メールにて受付をしています。
お問い合せをご覧ください。

細川                     2015年 6月18日


種まき 2015/5/14 ところが・・・

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

雨降りの翌日、種を蒔きました。昨年収穫した綿からとれた種です。

土を細かく砕いたり、ゴミを取り除きながら一箇所に3粒づつ丁寧に蒔きます。
約240カ所蒔き終えるのに、2時間半ほどかかりました。
2、3日で芽がでる予定・・・

ところが、

出たと思ったら夜盗虫の幼虫に茎を食べられて倒される被害が急増。
毎日毎日被害は続き、その周辺を探すとちゃんと幼虫が見つかります。
アドバイスをいただいている農家の方によくよく話を聞くと、昨年田んぼだった場合は
虫が少なく、田んぼでなく畑だった場合は翌年虫が多くなるのが常識とのこと。
冬の間によく土を耕すことが一番の特効薬だそうですが、今となっては後の祭りです。
地道に虫を退治することを繰り返すことにして、
減ってしまった苗の分は、改めてポットに種まきをして今育てています。
ポットでは虫もいませんから、ピカピカの双葉が出ています。どうか元気に育って欲しい。

これを畑に定植してからの虫の被害がどのくらい出るかが
心配ですが、やるしかない!と腹をくくる今日この頃です。

土屋


綿畑体験メンバー 募集します

綿畑の作業を、今シーズン通じて一緒にしてくださる方を募集します。
紡ぎの会に参加していない方でも畑を体験できます。

日程 月2回で主に木曜日(天候に応じて火曜、金曜になることもあります)
   季節により作業しやすい時間半日、または1日

場所 奈良市鹿野園町  現地または近鉄奈良駅前で集合して畑に行きます

持ち物・服装 長靴、長袖長ズボン、飲料水

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

年間予定

5月  6月  7月  8月  9月  10月  11月  12月  1月

  種まき  支柱・摘芯     ———————– 収穫 ———————– 刈り取り
  ———– 草取り ———–
      ———- 支柱手直し 見回り———–

作業の開始は、5月14日(木)の種蒔きからです。

申し込み、お問い合わせは電話またはメールでお願いいたします。

奈良 木綿手紡ぎの会 (つちや織物所内)
奈良市山陵町652−6
電話0742−81−4702
メール nuno@tsuchiya-orimono.com


4月から

つちや織物所の工房移転に伴い、木綿手紡ぎの会の作業所も移ります。
緑に囲まれた気持ちのいい場所です。

初めての方を対象とした3日教室は4月はお休みしますが、5月から再開し、隔月に開講します。
5月は第2、3、4水曜に行います。13日、20日、27日です。
時間、会費等は「教室」をごらんください。


2月、3月のご案内

綿を糸車で紡ぎ、その糸を使って小さな布を織る3回のコースです。

日時 
2月の会 2月1日(日)、8日(日)、15日(日)
3月の会 3月4日(水)、11日(水)、18日(水)
いずれも13:30~16:30

会費 12000円 (3日間分、綿代、道具使用料込)

定員 毎月4名

場所 つちや織物所
    奈良市帝塚山南1-3-15
    
3回コース終了後、各々のペースで紡ぎを継続できる時間も設けています。
お申込み、お問い合わせは、メールまたは電話でお願いいたします。

つちや織物所
tel 0742-41-7403
nuno@tsuchiya-orimono.com